http://www-128.ibm.com/developerworks/lotus/library/dwa-clientperf/
6.5.4 から、もしくは、6.5.3にhotfixを適用することで、DWAクライアントのパフォーマンスが高速になる、というのが記事の内容です。何 でもクライアントレスポンスタイムが、30-40%はやくなるそうです(こういう数値はまともに信じてはいけないわけですが、最もパフォーマンスが影響し やすい、低スペックのPCでテストすると、ベスト時にはこうなるそうです)。
DWAはどのように動くか
- DWAのメールテンプレート(inotes6.ntf)ベースのDBに、データを蓄積
- Forms6.nsfという、共通のロジックやフォーム(HTMLやJavaScript)を使ってクライアントに表示させる、全員共通のDB
- さらにHTTPタスク自身にも機能を持たせている
ということから、DWAのパフォーマンスは以下の影響を受けます。
- クライアントハードウェアスペック
- ネットワーク転送時間
- Webサーバーのリクエスト生成時間
- ブラウザ側の処理時間
DWAの場合、多くのJavaScriptをクライアント上で実行させるので(しかも、XMLデータの加工表示などを行うので)、クライアントスペック、いかにも大事そうです。
パフォーマンステストについて
- DWA LightUIを使う限り、ネットワーク圧縮はレスポンスタイムにほとんど影響がない
- テスト結果をみたかんじ、確かにhotfix/lightUIは軽そうです。MozillaよりはIEがよさそう
- DWA StandardUIでは、ネットワーク圧縮は、細い回線においてレスポンスタイムに効果がありそう(速い回線だと、解凍処理のオーバーヘッドで微妙なところ?)
- Webサイトルール文書を使って、アイコン情報を使いまわさせる
- GZIP圧縮は、高速マシンには有効、低速マシンには逆効果なので、マシンをみて様子を考える。(なお、ブラウザ単位でオフにすることも、ブラウザの設定で可能)
- ブラウザのキャッシュ管理
- Light UI(なぜ軽いか、というと、GIFイメージやグラディエーションを極力減らしているそうです。iNotes_WA_UI=inotes_liteというnotes.iniを使うそうです。)
- 子ウインドウの使いまわし(これも新機能で、やはり、notes.iniにてiNotes_WA_ReuseChildWindows=1とするそうです)
- ドラッグ&ドロップ使用不可オプション(DWAカレンダーディスプレイオプション)
- カレンダーのサマライズビューの利用
- ブラウザの設定(スムーズスクロールの使用不可など...)
- サードパーティ製のアクセラレータ(ネットワーク圧縮、SSLなど、だそうです)
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