2005/04/26

JavaScript 10のベストプラクティス 2005年度版(1)

Ten good practices for writing JavaScript in 2005

この記事が、Domino開発者(はもちろん、Web開発者)の間ではやっているようです。JavaScriptや、その拡張技術は、Notesクライア ントという非常にリッチなクライアントを持つNotes/Dominoにとって、Web化のための必須項目と言えます。つまり、Notesクライアントが 専用クライアントであり、数々のクライアント能力(スクリプト実行環境など)を備えているために、Web化したときの貧弱なUIが問題になることが多いの ですが、その差を埋めてくれるのがJavaScriptだからです。現に、普通にコーディングするだけでは不可能とも思える、Domino Web Access(DWA)などは、こういったScript技術のまさに集大成ともいえます。

一言にJavaScriptといっても、その幅は広く、例年進化し続けています。「10のベストプラクティス」というタイトルは非常によくあるもので、実 は当たり前のことが書かれていることが多いのですが、この記事はさすがに「2005年」と入るだけあって、技術的にも普段Web UI技術をやっていないとなかなか厳しい、深い情報のようです。そこで、ちょっと背伸びしながら、Domino技術者の視点から、この記事を少しずつ時間 をかけて勉強してみたいと思います。

1. JavaScriptをバランスよく使おう
Web技術は、3本足といわれています。
  1. コンテンツの構造と意味を表現する(X)HTML
  2. プレゼンテーションを担当するCSS
  3. 動きを担当するDOM
HTMLは、パススルーHTMLを使って、記述することが多いですね。CSSについては使う人ぞ使う、というところでしょうか。
最後のDOMとは、Document Object Model(よくUSの人が嬉しそうに「Domino Object Model(Dominoのクラス階層)じゃないと言ったりしますが)の意味です。文書をツリー構造で解釈して、プログラミングアクセスさせるための APIといった意味でしょうか。ある一方向に拡大解釈すればJavaScriptと言ってもいいと思います。
この3つの要素「構造」「表示」「動作」を完全に分離させることが、最も重要である、との主張です。

まだまだこの第1項目だけで先は長いのですが、まずはここまで休憩にします。

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