2006/01/11

Webアプリケーションと添付ファイル

いつも良いネタを提供してくれる、nsftools.com より。

http://www.nsftools.com/blog/blog-01-2006.htm#01-10-06

Notesには添付ファイルを自動的に圧縮する機能がついており、Notes 6/ODS43からは、さらにLZ1圧縮がサポートされるなど、ファイルストレージとしての機能を備えています。
圧縮されているファイルは、基本的に、ネットワーク上も圧縮されたまま転送され、Notesクライアントの機能で復号します。このため、Notes 6のODS43でLZ1サポートしたときも、R5クライアントがいるとかえってサーバーに負荷をかけるというお話がありました。

ここで紹介されているのは、それと同じ話。Webでの話です。
もちろん、Webブラウザは添付ファイルの復号なんていう機能はありませんので、サーバーがファイルを復号し、クライアントに転送します。このため、 Webで圧縮された添付ファイルを開くと、かえって時間がかかってしまうというものです(当然サーバー負荷も増えているはずです)。

つまり、「作成、編集はNotesクライアントで、閲覧はWebブラウザで」という形態で運用しているアプリケーションにおいて、コンテンツの作成者は、 添付ファイルの圧縮チェックボックスに注意したほうが効率がよいですよ、というお話です。(デフォルトで圧縮されてしまうため)


余談ではありますが、私個人はLZ1圧縮の考えは好きで、Notes6以降に環境が特定されているのなら、積極的に使っていくべきだと思っているのですが、、、なかなか浸透するのは難しいようです。

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