2006/06/28

NotesDBのサイズ

これもよく聞くお話です。

Understanding Notes database size

Notesのデータベースサイズを理解しましょう、というTechnoteより。
Technoteでは、以下の3つの観点でまとめています。
  1. 文書
  2. ビュー(インデックス)
  3. ホワイトスペース
文書というのは、当然ながら、設計要素なども含んだものです。ここらへんは、NotesPeekを使うとよくわかると思います。

データベースの文書数は、DBプロパティから確認可能ですが、サーバーコンソールを使える環境なら、「show database DBファイル名」と入力すると、各設計要素の数や、削除スタブ数も表示されるし、ビューのインデックスのサイズも表示されます。

ビューインデックスについては、上記コンソールからも把握可能ですが、Domino管理クライアントからも実はビュー情報は確認可能です。(「ファイル」タブより、「データベース」→「ビューの管理」)

DBのサイズを最も小さくするためには、compact -d がよいのですが、これは全ビューインデックスが削除されるため、ある意味非常な危険なコマンドです。というのも、次回のユーザーアクセス時にビュー索引を構築する必要があるからです。ビューの構築というのは、非常に負荷の高い操作であり、1つや2つのビューならまだしも、多数のDBに対してビュー構築の動作が同時に行われると(例:サーバー上全てのDBにcompact -dをした場合)、その後のユーザーアクセスピークの間はサーバー負荷は大変なことになります。
ということで、上記Technoteのcompact -dに興味を持った場合も、いきなり週末に本番サーバーで実行・・・というのはお勧め出来ません。

ちなみに、compact -dは、-cスタイルの圧縮になります。

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