2009/04/04

社内ブログについて

先日、部内の後輩から、社内ブログをもっと啓蒙するにはどうしたらよいか、といった趣旨の相談を受けました。その時に、成功した事例として過去にどういうものがあったかで議論をしていたのですが、こういう使い方があるのだな、と気づいた例があったので、ちょっとここで書いてみます。

自分の勤務先では、社内ブログのインフラは整っていて、誰もが自由にブログを始めることが出来ます。自分も一応、上品で紳士的なSEを増やすための考察を共有の場で実験的に出来ないかと作ってみたものの、なかなか筆がすすみません。
まあ、自分のことはよいとして、読者として思うのは、経営層、上司、優秀な技術者のブログは読んでみたいと思います。実際には、自分の師匠をはじめ、とても興味深く教育的なメッセージを精力的に発信して下さる方もいるんですが、社内ブログという敷居の低さにも関わらず、偉い方々がこの手のものを書き続けるのはなかなか大変でエネルギーのいることなのではないかと思いました。

で、以前テクニカルサポート(当時のISEもその中の1組織)のトップだった方がやられていた社内ブログですが、以下のような形でやられていました。
- 極力毎日更新(結果的には毎日でなくても、1週間に2,3エントリは書かれていた)
- 内容は、部下たちの誰かのアクティビティ(主に成功したもの)を紹介する
- 名前を出して具体的に。場合によっては、ご自身宛の報告メールなどをそのまま紹介する

これって、読者側からすると、自組織の他のメンバーがやっている活動を認識するという点でもよいし、また紹介された人としてはちょっとしたご褒美ですし、またブログを書くマネージャにとっても、それほど負担にはならず、連続的に投稿出来てよい例なのではないかな、と思いました。
ブログに担当者の名前を出して紹介することは、以前、以下のブログ記事を読んだときになるほど、と感心したのですが、同じ効果がありそうだと思います。
(初めて来た人がすぐに使えるはてなにしたい - www.textfile.org)

ブログが活性化するには、自分的にはフィードリーダー、ブックマーク、ブログと3種のツールが揃ってこそ、とも感じますが、まず継続的にエントリが投稿されてのブログなので、こういうスタートもありでないかと思いました。

#最近、全然投稿出来ていないことを反省しつつ、雑談のような内容ですが、またスキを見てかけるように頑張ります。